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Thursday, January 13, 2011

Hamburg!

またまたハンブルク行ってきたよー!(4度目っていう笑)
一日中ドイツ人の友達と散歩したり、2時間くらいカフェで別の友だちと話し込んだりしてた。
最近ドイツ語を使ったり聞いたりしていたから、駅の放送とかが漏らさず聞こえるようになったり、以前よりも細かい情報を聞き取れるようになってきた気がする!しゃべる方はまだまだなんだけどね。やっぱ使わないと伸びない!
Hamburg Hbf。球にはハンブルクが描かれてる。



ハンブルクはドイツ第二の都市で、でかい港とエルベ川のほとりの、日本でいう横浜みたいな場所なのかな。
ここは心のふるさとなんだ!それは後述するとして、まずはハンブルクがどんな街かを写真付きで紹介。(ちなみに本編は後半からです!)


アルスター湖(Alster)。人工湖でそんなに広くない。真ん中にあるツリーは夏は噴水になってる。冬は水が凍っちゃうからツリーになってるのかな。(去年は全部凍ったらしい!)


砕氷船でもなんでもないんだけど、エルベ川に氷が浮いててちょっと北極圏みたい!



港の見えるユースホステルから!超綺麗!
ここのユースホステルはかなりおすすめ。
Sバーン3線・Uバーン1線が通る駅(Landungsbrücken)の真上にあるし市内ど真ん中だし見える景色綺麗だし、建物の中もいいし。
"Auf dem Stintfang"


昼撮ったパノラマとか載せてみたり。


ちなみにこれが市庁舎。一つの市だけで州を構成する自由ハンザ都市ハンブルクのシンボル。


運河とショッピングアーケード(左)。
夜景も綺麗。


ちなみにハンブルクには場所によっていろんな顔がある。レーパーバーン(Reeperbahn)の歓楽街。


そんなレーパーバーンにあるライブハウス。
ここであのビートルズはデビュー前活動してて、THE BEATLESのあのロゴもここで生まれたんだとか。


シュターンシャンツェ(Sternschantze)。ちょっとごちゃごちゃしてて若者が集まる渋谷みたいな街なのかな。


ハンブルクは実は自分にとってちょっと重要な意味をもつ都市で、5歳の時一年間住んでいた場所なんだ。今回少し時間があったし一人旅ってこともあったし行ってみることにした。情報はOthmarschenの近くという事と、通りがZickzackwegというだけ。あとかすかな記憶。


とりあえず行くまでの道のりは全く覚えてなかった。


だけど、家の周りだけはものすごく見覚えがあって、5歳の頃のはるかな記憶が少しだけ紐解かれたような、そんな感じだった。
家の前のこの公園でよく遊んでたなー!


住んでいたのはこの真ん中の家なんだけど、左の家の玄関先をよく見たらしめ飾りっぽいのがしてあった。ちょっとだけ過去の自分とつながった気がして、感動した。


17年ぶりに住んでいた場所に戻ってくるっていうのはなかなか感慨深いものがある。
別にハンブルクにいた一年間は決して楽しいひとときではなかった。現地の幼稚園は日本人が半分くらいいたけど先生はドイツ人だったし、ドイツ語は理解できなかったから日本人としかコミュニケーションも取れず、しかもその日本人の園児達からもバカにされていたから友達も少なかった。
帰ったら帰ったでひらがなもろくに書けなかったし、急に規律正しい日本社会に放りこまれた自分は日本の学校のルールを叩き込まれていなかったから小学校時代かなり適応するのが遅かった。昼ごはんも時間内に食べ終わらないし、掃除もうまくできなかったし、できたことなんて一つもなかった。

そんな状態からよくここまで来たものだと、いろんな感情が一気に込みあがってきてしまった。ここに新年早々これたことは良かったと思う。

人生って一見無駄に見えることでも実は全てに意味があるんじゃないかって思うことがある。
ハンブルクにいた経験があったから海外への関心が多分高かったのだろうし、
大学でドイツ語を選択することにつながったし、
それが今ETHで勉強することを決めたことにも間接的に影響しているし、
そして本当に来てよかったと思っている自分がいる。
もっと言えばドイツ語にはまり込んだ事は自分の言語や人工知能への興味に繋がっている。

環境が変わるというのは自分もすごく変わるいいチャンス。
人生って多分、自分が住んでいた場所と一緒でZickzackweg(ジグザグ道)なんだと思うけど、
いつか帰ってきたときに、また成長を感じていたい。
そのためにもチャンスを最大限に活かしたいと心新たにしたハンブルク訪問なのでした!

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